『蘊承軒・国際文化芸術窓口』之五十八 張英超先生来日考察之一 –大艺术家的童年

上村先生の『唳禽荘』を訪ねて
(接上篇)……

原口:您当时就是想一定要跟那位老师学吧!

張先生:对,那个时候老师经常表扬我,大家有时去看电影,只剩我自己在画画。老师说:大家都去玩了,看电影去了,只有你一个人在坚持画画!

大家:張先生真努力!

張先生:现在想起来我也特别感謝这位老师。他那时教我画画时非常非常严格,开始他让我就是临摹,可能現在李老师也让你们临摹。就是先临摹,临摹不好不让你写生。等我临摹到一定程度的时候,就一写生我就画的很像,我自己都很奇怪。 然后老师又训练你的写生。甚至找来别的地方的画的很好的来跟我们一起比赛,画同样的人,看谁画的又像又快……那个时候他确实是这种训练很严格。

鳥禽の楽園を見学
老师的训练使我绘画提高很快达到了能教画画水平。他要求我要「一專多能」。現在回想起来,我做这么多(油絵、彫刻、版画、素描、出版、企画等)是受启蒙老师的影响。学画初老师送我「一專多能」;大学時教授送我「大器晩成」,教导我不要急于成功成名!我也按老师的教导去实践了。
上村先生のアトリエで語り合い
筆者:(解说)張先生学画之初老师送给他「一專多能」,这「専」是指专业,决定一个专业后,还要掌握其他专业的各种技能,他做到了。如油絵、彫刻、版画、展覧会企画、出版等等。大学时教授送给他「大器晩成」、張先生也做到了。积极的积累知識、技術、教養、品学后的成功,任何时候都不算晚。

来会场的人感銘于張先生的「一專多能」和「大器晩成」,决心以張先生为榜样,激励自己以后也要这样要求自己…

池の中に鴛鴦などが泳いでいる
接着沙老师实演中国茶艺时,讲述中,由「茶馬古道」、「茶滿欺人」词句而延伸出的中国茶的歴史和礼仪,令日本友人很受益。很荣幸能与張先生和沙老师一同度过这珍贵难忘时刻,来会場的中日友人对两位来自中国的艺术家怀着深深的谢意。并期待着他们下一次的讲演和讲座……(完)

新年之际,我在这里借此篇记事结尾,献上对诸君新年的祝福!

色んな鳥の鳴き声が聞こえてくる
感谢我的读者又一年的陪伴。感谢中日新報新闻社刘成社长和孙莉主编的支持,『蘊承軒・国際文化芸術窓口』专栏设立并執筆转眼间2年半了。本专栏侧重于以日本和中国的传统文化、艺术为中心,将我经历、见证和感受到的以随筆的形式记事成篇。希望藉此也能为继承传统,和面向未来的创新和发展尽微薄之力。至今在记事中登场的各界巨匠及专家、还有在幕后默默声援协助的友人,向您们致以深深的谢意和新年的问候!来年本专栏将对読者关心的当今新的专业、或现代社会中逐渐敬远的传统工匠文化艺术等进行广泛涉猎,还望大家更加的支持和协助。还有特别感谢我研究室的原口女士一直不辞辛苦的协助日文校正工作!承蒙大家的关照和协力,得以一年圆满充实。

祝大家的2019年更精彩!!!

下絵の重要性の話し
【日本語】(前回の続き、張英超先生の話です。)

…………

原口:「やはりその時、『この先生に絶対に絵を習いたい』と思っていたのですね!」

張先生:「そうです。・・・その頃、弟子たちは皆時々映画を見に行ってました。私だけ頑張って絵を描き続けていました。先生は私に向かって『皆は遊びに行ったり、映画を観に行ったりしています。あなただけはいつも絵を描いてますね。』と言いました。」

皆さん:「張先生は努力家です!」

奈良440年伝統制墨老舖『古梅園』で握墨体験
張先生:「今でもその先生に感謝しています。絵を教える時はとても厳格でした。私が絵を習い始めた頃、先生は私に名画の模写を沢山させました。現在、李先生が皆さんに模写をさせているように。模写が上手に出来なかったら、写生も出来ないのです。模写がある程度出来るようになってから写生をすればすぐに上達します。私もその事に驚きました。その後、先生は私たち弟子に写生を特訓しました。弟子たちよりももっと上手な学生を招いて、先生の教室で同じモデルを描かせました。誰が筆が速くて、誰が生き生きと描けてしかも似ているか・・・そうやってお互い真剣に競い合う。この様な訓練に対して、先生はとても厳格でした。」

「先生の特訓のお陰で、私は先生の代わりに授業をできるレベルに達したのです。その時先生はこの様な言葉を私に下さいました。『一専多能』・・・今振り返ってみれば、私がこんなに多くのこと(油絵、彫刻、版画、素描、出版、企画など)に関わっているのも、その先生の影響が大きいと言えます。」「弟子になった初めての絵の先生からは『一専多能』の言葉を頂き、その後入学した芸術大学の教授から頂いた言葉は『大器晩成』でした!」

奈良公園で鹿にせんべいをやる体験
私:「張先生が絵を初めて習った先生が下さった言葉の『一専多能』の”専”は”専攻(専門)”という意味です。一つの”専攻”を決めて、色んな能力を身につけるように。先生はその通りに頑張ってこられました。油絵、彫刻、版画、展覧会の企画や出版など、現在まで幅広く手掛けてこられました。また、大学の教授が下さった言葉は『大器晩成』。張先生はやはりその通りにもして来られました。若い時に有名になり、途中で消えてしまう人は多いです。知識や技術、教養と品格を積んでからの成功は本物です。いつになっても遅くはないのです。」

—張先生を育てられた”先生”と”教授”が下さった『一専多能』」と『大器晩成』の二つの言葉の真の意味を、その場に居た皆さんは深く噛み締めていました。この先もっともっと頑張って、もっともっと絵を描いていこう・・・・そのような意欲が沸いてくるのを強く感じました。また沙先生が語って下さった『茶馬古道』や『茶滿欺人』という中国茶の歴史と作法に込められた言葉の意味は、日本人の皆さんにはとても新鮮に響いたようでした。張先生と沙先生のお陰でこのような貴重で有意義な時間を過ごせた事に、その場に居た全ての人々を代表して深く感謝いたします。先生方の次回の講演と講座を、今からとても楽しみにしております。

せんべいが奪われそうになっている
文末に年末年始のご挨拶をさせていただきます!

本年もご愛読賜り、厚くお礼を申し上げます。中日新報新聞社『蘊承軒・国際文化芸術窓口』を設立、コラム執筆以来2年半になって来ました。日中文化、芸術、伝統などを中心主旨として書いてきました。伝統を受け継く、創新、発展に微力でも力に成れたらと願っております。そして、記事にご登場された方々と関係者の方々のご協力に感謝しております。またこれから読者方がご関心を持っている分野も、現代化につれ薄れて来た伝統職人文化芸術などの分野も・・・広く渉猟するように致しますので、より一層のご協力、ご愛読を賜りますようお願い申し上げます。2018年お陰さまで記念すべきの年末を迎える事ができました。皆様にまたこの記事の日本語を見直しの原口さんに感謝の気持ちでいっぱいです。2019年皆様にとって来る新年が、最も素晴らしい一年であります様に!!!

執筆者: 李 留雁