春の養生 5種類の手作り飲料で五臓を整える

春になって天気がだんだん暖かくなり、乾燥してくると、「春の火」(訳注:「火」とは中国医学の概念で、陰と陽のバランスが崩れて陽が盛んになりすぎ、炎症などが起こること)が旺盛になる。春の「上火」(「火」が盛んになる)は正常な現象の一つだ。飲食を通じて内臓の「降火」(「火」をおさめる)方法をご紹介する。

キウイフルーツとキュウリの汁で唇の荒れを治療

キュウリ200グラム、キウイフルーツ30グラム、湯冷まし200ミリリットル、ハチミツ小さじ2杯。ジューサーに材料を一緒に入れ、湯冷ましも加えて攪拌し、コップに入れてハチミツを入れ、食事の1時間前に飲むと唇に潤いを与えることができる。
サツマイモとキュウリの炒め物で皮膚の痒みを治療

サツマイモ300グラム、キュウリ100グラム、香菜、ネギ、にんにくのみじん切りを炒め、適量の水、塩、スープの素を入れる。皮膚に必要な栄養素を補充し、皮膚の痒みを緩和する
ナツメとくるみのお粥で頭髪の乾燥を防止

ナツメの砂糖漬け250グラム、くるみ100グラム、白砂糖適量を弱火で煮る。肺を潤し、頭髪の乾燥を防ぐ
蜜梨膏で喉の腫れを治療

梨をジューサーでジュースにし、適量のハチミツを加えて弱火で煮て膏薬状にする。毎日服用することで喉を潤すことができる。
果物とサゴのシロップで鼻血を治療

梨やオレンジ、リンゴ、キウイフルーツ、バナナなどの潤い作用のある果物をサゴと一緒に煮てシロップを作る。常用することで体内の乾燥を防ぎ、鼻血を止める作用がある。

春の養生 5種類の手作り飲料で五臓を整える