中日翻译家协会《汉译和歌》 每周一译

自2018年6月11日开设汉译「和歌」一周一译专栏以来，得到了中国和日本友人的广泛关注和支持。在此表示衷心的感谢。

本专栏所译原文是选自日本文化功労者中西 进（1929年生）的《万葉の秀歌》（2012年7月10日筑摩书房发行）。

本周汉译「和歌」一周一译第五期为大家翻译的是额田王的作品，她是万叶诗歌出现的第一时期(629-673)的著名女歌人。也是7世纪前后日本飞鸟时代的皇族。美丽娴淑，多才多艺是当时最负盛名的女歌人。

额田王(?――658?)先是与大海人皇子（日本第三十四代天皇舒明天皇的第三个皇子，后来的天武天皇）结为夫妻，生十市皇女，后被大海人皇子的哥哥、 当朝的天智天皇纳为后妃。《万叶集》载其长歌3首，短歌9首。其诗风清丽婉约，感情细腻。

この歌の背景：

斉明七年（661年）、朝廷は百済救援の為に老女帝を奉じ、後宮の多くの女性を伴って西下する。岡山県大伯の港に寄り、伊予松山の道後温泉近くの熟田津に船乗泊りして、大船団が筑紫に向かった。この歌は、その熟田津を出航する時の歌である。

天皇らしく堂々として、緊張感の漲った秀歌である。

四国のあたりは、夏には東南の風が吹き、冬には反対の風向きになるという。この東南の風に乗って、一気に周防灘をわたり、関門海峡を超えて博多へ渡ったものと考えられる。
作者：额田王（ぬかたのおほきみ）

出典：《万叶集》卷一.8

原文：熟田津に船乗りせむとつきまてば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でば

（にきたつにふなのりせむとつきまてばしほもかなひぬいまはこぎいでば）

—————————-

金暁明 译
（一）

熟田津观月

启航在此正潮涌

把橹出轻舟
（二）

观月熟田津待阵，

潮起出舟待何时！
（三）

熟田津月下

朕观涌潮来

启航正当时
—————————-
趙晴译
（一）

扬帆快出发！

熟田津畔待月处

恰有顺潮来
（二）

正待月照舟离岸

且喜潮向助起航
（三）

熟田津夜迟，

待发祈神知。

月出潮亦顺，

正是起帆时。
—————————
趙一可 译
朕列船队熟田津，

切待月圆是良晨。

观得驱舟顺潮起，

扬帆启航正当时！
—————————-
文法解釈：

に：格助词

せ：サ行変格活用・未然形

む：意志の助動詞

と：格助詞

待て：タ行四段活用・已然形

ば：接続助詞

も：係助詞

かなひ：ハ行四段活用・連用形

ぬ：完了の助動詞・終止形

は：係助詞

漕ぎ出で：ダ行下二段活用.未然形

な：意志、願望の終助詞