中日翻译家协会《汉译和歌》 每周一译(四)

自2018年6月11日开设汉译「和歌」一周一译专栏以来,得到了中国和日本友人的广泛关注和支持。在此表示衷心的感谢。

本专栏所译原文是选自日本文化功労者中西 进(1929年生)的《万葉の秀歌》(2012年7月10日筑摩书房发行)。

本周汉译「和歌」一周一译第四期为大家翻译的是额田王(ぬかたのおほきみ)的作品,她是7世纪前后日本飞鸟时代的皇族。美丽娴淑,多才多艺是当时最负盛名的女歌人。其作品在和歌万叶集里有长歌三首、短歌十首。

飞鸟时代作者额田王像

作者:额田王(ぬかたのおほきみ)
出典:《万叶集》卷一.7
原文:秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の京の仮廬し思ほゆ
(あきののの みくさかりふき やどれりし うぢのみやこの かりほしおもほゆ)

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金暁明 译

层层金秋草
刈来栖身垒茅巢
旧日宇治宫

刈得稻穂巧葺屋 思慕别宫宇治城

秋野黄金草,
层层我宫茅。
旧日城宇治,
时尔掛眉梢。

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趙 晴 译
悠悠秋思生
野原芒穗饰殿宇
当年宇治宫

遥念当年行宫处 莎草芒穗宇治秋

当年行宫留,
芒穗饰殿悠。
而今无以忘,
犹念宇治秋。

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趙一可 译

思往昔矣
与子同游
刈秋草兮
以葺庐顶

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陶 然 译

秋野金色稻
刈来葺做宇治宮
丝丝偶自陶

秋刈黄金草
葺我出行巢
多少难忘事
留在宇治宫

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大意:皇位を譲って隠棲した古人大兄皇子は吉野で秋の野の草を刈り屋根を葺いて住まわれているようです。古人大兄皇子と同様に皇位を譲って隠棲した菟道稚郎子の伝えられる石垣を積んで作られた宇治の宮の故事が偲ばれます。
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文法解釈:
「葺き」は、カ行四段活用動詞「葺く」の連用形。瓦・板・茅などで屋根を葺くこと。
「宿れ」は、ラ行四段活用動詞「宿る」の已然形。
「り」は完了の助動詞連用形。
「し」は、過去の助動詞「き」の連体形。=宿として泊まった。
「宇治」は、京都府宇治市。
「仮廬」は、仮に造った簡単な家。仮にとまる小屋のこと。「かりいほ」の略。

位于京都府宇治市下居神社的歌碑