日本《毎日新聞》深夜发布十九大消息、来看看日媒怎么报道中华民族“站起来富起来强起来”……

中華民族は立ち上がり、豊かになり、強くなる……

10/19(木) 0:32配信

毎日新聞

 中国の習近平総書記(国家主席)は18日、第19回共産党大会の開会式の党中央委員会報告(政治報告)で、毛沢東、トウ小平の「偉業の継承者」として改革開放の先に見据える新時代の富強路線を宣言した。経済、外交戦略にとどまらず道徳などあらゆる分野の政策目標を設定。激化する地域・国家間の競争を勝ち抜き、世界をリードする地位を確立するための「国家総動員体制」を強く印象づけた。

習氏は3時間半に及ぶ異例の長さの政治報告で「新時代」と何度も繰り返した。習氏の太い声と聴衆の拍手が響く会場の人民大会堂は「習時代」の本格到来を自ら告げる舞台となった。

習氏は「中華民族は立ち上がり、豊かになり、強くなる」とも表明。中国の労働者、農民を立ち上がらせた建国の父である毛沢東、改革開放で経済成長を成し遂げたトウ小平に続き、自らが「富強」を実現するとの自負が伝わった。

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習氏は2049年の建国100周年に向けて「富強、民主、文明、和諧(調和)の社会主義現代化強国を建設する」と述べ、2段階の目標達成計画を初めて打ち出した。30年以上も先の国家目標の道筋を設定したのは、習氏が任期を終えても影響力を保持する布石とみられる。

習氏は1期目の5年間で中国を、米国を意識した「責任ある大国」の地位に押し上げようとしてきた。「中華民族の偉大な復興という中国の夢」を掲げる習氏の念頭に、世界をけん引する未来図があるのは明らかだ。「我が国は世界の舞台の中央で、絶えず人類のために貢献する時代に近づいている」。習氏は中国の発展が国際社会に利益をもたらすと強調した。

だが、政治報告からは、世界がかつて目にしたことがない国家像が浮かび上がる。習氏が語る「民主」「法治」は西側社会と異なる概念だ。「党が一切を指導する」と習氏が強調した通り、共産党支配の枠組みを絶対に越えてはならない。習指導部はインターネットや言論などの社会統制を徹底的に強化し、報告でも道徳やモラルなど国民生活の細部にまで言及した。中国では既に飛躍的な発展をみせるビッグデータや人工知能(AI)を駆使した監視システムが現実になっている。習氏が描く国家像は、党と、その「核心」である最高指導者がすべてを掌握する強力な管理国家の到来をも予感させた。【北京・河津啓介】

◇外交摩擦の懸念根強く

「富強」を目指す中国と米国の摩擦が懸念されている。習氏は政治報告で、台湾問題に続けて「いかなる者も中国の利益を損ねる苦い果実を中国にのみこませようなどと幻想を抱かない方がいい」と警告した。

また報告は「中国はどれほど発展しても永遠に覇権を唱えず、拡張をしない」とも述べているが、台湾や南シナ海など譲歩できない中国の「核心的利益」が国力の増大に伴って拡大しているとの懸念は周辺国や台湾に根強く残る。

報告を受けて、台湾の李大維・外交部長は立法院(国会)答弁で「具体的な政策がしばらくしたら出てくるだろう。油断していない」と警戒感をあらわにした。党大会前の6月にもパナマが台湾と断交し、中国と国交を結ぶなど「圧力」は大きくなっている。

中国は2020年代後半にも国内総生産総額で米国を抜くと予想するシンクタンクは多い。中国が「富強」実現の目標とする今世紀半ばとは、世界一の経済大国になってから約20年後の姿が想定されている。報告では軍の目標について「35年までに現代化を基本的に実現し、今世紀半ばまでに世界一流の軍隊を全面的に築き上げる」と明記、事実上、米軍を抜くと宣言した。

台頭する新興国・中国と超大国・米国の衝突を避けようとする外交努力も始まっている。中国外務省によると、ティラーソン米国務長官は9月30日、王毅外相と会談した際に「トランプ大統領は習主席と共に今後数十年の米中関係の発展を計画することを期待している」と伝えた。11月8日から訪中するトランプ氏に「富強」の狙いを説明することが、習氏にとって党大会後の最初の課題になりそうだ。【北京・浦松丈二、台北・福岡静哉】