能楽チャリティ公演~被災地復興、京都からの祈り~--私の初能楽観賞

『蘊承軒・国際文化芸術窓口』之二十六(中国語・日本語付)

能楽慈善公演〜来自京都为受灾地区复兴的祈祷〜 我的第一次能楽欣赏

我一直对日本传統的演劇能楽、文楽、歌舞伎有着很深的兴趣。

8月24日在京都家庭影院南剧场,我鉴赏了『能楽慈善公演〜受灾地区復興、来自京都的祈祷〜』,这是我继日本传统艺能歌舞伎、文楽鉴赏后第一次看能楽,因为是京都在籍能楽师有志主办的慈善公演,也使我的第一次能乐鉴赏有了特别的意义。

年初时日本画家上村淳之先生在『松伯美術館』講演会後,与友人吉見女士问候时了解到:吉見夫婦读了“毎日新聞平成24年”東日本大震灾「继续关怀」的記事后,去听了比叡山(天台宗)東松島市萬寳院石川住職的講演会。吉見女士说,受灾地真正復興还很遥远,他们远在京都能够安穏的生活,应该怀着感恩之心……他们为受灾地义务努力筹集義援金。以前我也关注着,并偶从新聞报纸电视等看到震灾后的復興问题。听了吉見女士的讲述引起我的共鸣,『蘊承軒』——我的研究室为東日本大震灾東松島市义务代售「孩童香」、协助筹集義援金,并且去声援『能楽慈善公演〜受灾地復興、来自京都的祈祷〜』。

24日早上九时开始,京都家庭影院南剧场就排起了长队。入场时发给大家的資料上印有京都在籍能楽師有志一同为来場的观众们写的这样一段话:〔・・・从去年开始的这个慈善公演,是我们京都在籍的能楽師有志主办的。今年开始加上了「受灾地区復興、来自京都的祈祷」这个副标题。能(能楽)是对鬼也或霊得以安魂的祈祷,请神灵保佑国土安穏天下泰平的芸能。能楽師总是怀着虔诚的「祷告」之心演绎能的舞蹈。祈祷受灾地和受灾者还在面临着复兴遥远的严酷现实要时时刻在人们的心里,而不是随着时间的推移被人们風化遗忘。因为“祈祷”这个词对能楽師来说是有着特別意义的词,所以添加了这个副标题。〕

以下我将能楽和我鑑賞的曲目「嵐山」简单的介绍給我的读者朋友。

—能楽是日本传统芸能之一,包含着式三番(翁)能和狂言的総称。被指定为重要無形文化遗产和登录为联合国教科文组织無形文化遺産。能楽是日本的极具代表性的仮面音楽劇。在中世时,与外来舞楽也或传統的舞楽融合而形成。演绎在能楽舞台上,随着伴奏、謡曲吟唱、带着能面表演。

能楽是按演技等様式構成的。所作、謡、伴奏等全部都有很多种样式。但这里所讲的样式是指一般所说的舞蹈和所作的構成要素的样式。样式基本是脚擦地悄悄走,脚掌紧挨舞台面滑步的独特運歩法。而且由能楽也或歌舞伎等,及由此产生的日本舞蹈,将舞台设立成横長形,尽可能的将舞蹈从正面呈现给观众,在中间正方形的舞台将前、左、右三方有意识的画圆一样的舞動也是其主要特徴。能楽舞台被搭建成声音回响效果很大的特性舞台,演绎者跺脚踏在舞台板上(足拍子)是能楽的重要表現要素。

能面有很多种。超自然的題材戴能面,什么也不戴以真面目示人的也有。狂言里登場人物是現世人間的话一般不戴,虽不能称为仮面劇,演绎人間以外的神灵时要戴能面。

京都郊外嵐山的桜树,据说是从奈良吉野山移植来的。天皇的使者来看樱花开放的情况时,吉野山的神仙们出现了,跳着舞,并且蔵王権現(蔵王権現:吉野山中的金峰山寺的本尊。日本独自的仏)也现身出来,蔵王権現承诺国泰民安。通过神祝福这一宗教性追根求源始于14世紀。

「嵐山」看点是:桜花盛開的京都・嵐山舞台,是春季节题材的能楽剧。自古以来日本人很重视以桜花和樱花景色为题材。桜花为题材的虽然有很多,「嵐山」是日本人信仰的「桜树里住着神仙们」的自然的思想,这正是这种思想完美体现的能楽剧。而且在嵐山,虽有风暴(嵐)使花儿凋零的一说,但「嵐」这一名称,也象徴不屈服于种种困難与邪悪,希望和平美好的世界一直持续下去愿望,也可以说这是将祈祷的人们的内心深意完美展现给观众的能楽。

(以上能楽HP文引用)

ナビゲーション 吉浪 壽晃と英語通訳 の方

鑑賞了梦寐已久的日本传統芸能能楽,我深感中国古典京劇——也很像能楽,虽唱腔和唱词及舞蹈动作依曲目而定,但传統的古文典故很多,感觉一般人都听不明白的。即使这样也有很多国内外愛好者研究者。日本著名小説家芥川龍之介和夏目漱石就了解京劇的知識,还对京剧的文学性大加称赞。

 为了传統文化传承,特别是为了担起未来这一重担的孩子们,了解自己国家的传統文化很重要。能楽、歌舞伎、文楽等一年一回也好,带着孩子去鑑賞吧,传統芸能的深奥和有趣及教诲一定会让你感动。

能「嵐山」

日本传統芸能「能楽」也为了受灾地的復興尽力着!慈善公演入場券料金和所筹集的捐款全部作为「日本赤十字社的東日本大震灾義援金」和「熊本文化设施支援金」。像吉見夫妇声援一样我尽自己一份力也声援着。東日本大震灾東松島市人们,亲手手工做一个一个散发着清香的香囊「孩童香」,为了故郷的復興忍耐着努力着。

 第一部上演曲目除了「嵐山」还有「羽衣」(能)・「口真似」(狂言)・「船弁慶」(能)。能楽鉴赏结束后,客人们怀着看到传統芸能感謝之心、怀着对受灾地復興声援的美好祝愿、纷纷解囊捐款・・・

[日本語】私の初能楽鑑賞『能楽チャリティ公演〜被災地復興、京都からの祈り〜』

日本の伝統的な演劇能楽、文楽、歌舞伎について、私は以前から大変興味を持っておりました。

8月24日ロームシアター京都サウスホールでの『能楽チャリティ公演〜被災地復興、京都からの祈り〜』能楽を鑑賞でき、私の念願であった歌舞伎、文楽に続いての初能楽は、特別な意義がありました。

年明け日本画家上村淳之先生の松伯美術館での講演会後、私は友人の吉見さんと会いました。吉見さんご夫婦は、「毎日新聞平成24年の東日本大震災「関心持ち続けて」の記事を読み、東松島市の比叡山(天台宗)系萬寳院住職・石川さんの講演会を聞きました。被災地の復興はまだ道半ばである中、遠い京都で安穏な生活が出来るということに感謝の気持ちを持って被災地のためボランティアや義援金で応援しようと頑張っています。」と話してくれました。私も新聞やニュースで見聞きする震災後の復興のことがずっと気になっており、この吉見さんの話を聞き、『蘊承軒』——私の研究室で東日本大震災の被害に遭った東松島市の方が作られた「わらし香」を売ることで義援金を集めに協力させていただきました。そして『能楽慈善公演〜被災地復興、京都からの祈り〜』も鑑賞させていただこうと思いました。

24日朝、早くもロームシアター京都サウスホールに行列ができました。配られた資料には、京都在籍能楽師有志の方々による思いが綴られておりました:〔・・・昨年から始まりましたこの公演は、我々京都に在籍する能楽師の有志が主催しています。今年から「被災地復興、京都からの祈り」というサブタイトルが付きました。能は鬼や霊の鎮魂を願い、神に国土安穏天下泰平を祈る芸能です。能楽師はいつも「祈り」と共に能を舞います。被災地と被災者のことを風化させず常に胸に刻むことも祈りです。“祈り”という言葉は能楽師にとりまして特別な言葉ですので、このサブタイトルをつけさせていただきました。〕

ここで皆さんに、能楽と私が鑑賞した演目「嵐山」についてご紹介しましょう。

—能楽は、日本の伝統芸能であり、式三番(翁)を含む能と狂言とを包含する総称である。重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。

日本の代表的な仮面音楽劇。中世に、外来舞楽や伝統的な舞楽が融合してできた。役者が能舞台で、囃子(はやし)に合わせ、謡曲をうたい、能面をかぶって演ずる。単に「能」とも言う。

能楽は演技等の様式によって構成されている。所作、謡、囃子、全てに多様な型がある。しかしここでいう型は、いわゆる舞や所作の構成要素としての型である。型の基本は摺り足であるが、足裏を舞台面につけて踵をあげることなくすべるように歩む独特の運歩法で(特にこれをハコビと称する)ある。また能楽は、歌舞伎やそこから発生した日本舞踏が横長の舞台において正面の客に向って舞踏を見せることを前提とするのに対して、正方形の舞台の上で三方からの観客を意識しながら、円を描くようにして動く点にも特徴がある。能舞台は音がよく反響するように作られており、演者が足で舞台を踏む(足拍子)ことも重要な表現要素である。

能面は「のうめん」と読むが、面とだけ書けば「おもて」と読むのが普通。様々な種類がある。超自然的なものを題材とした能では面をつけることが多いが、面をつけない直面物もある。狂言では、登場する人物は現世の人間であり通常は面はつけず仮面劇とは言えないが、人間以外のものを演ずる場合などでは面をつける。

京都の郊外、嵐山の桜は、奈良の吉野山から運んだと言われています。天皇の使いが桜の様子を見に来ると、吉野山の神々が現れて舞を舞い、さらに蔵王権現(蔵王権現:吉野山中の金峰山寺の本尊。日本独自の仏)が力強い姿を現します。蔵王権現は平和を約束します。神による祝福、宗教性が14世紀に始まる能楽の根本的な性格でした。

「嵐山」のみどころは:満開の桜に華やぐ京都・嵐山を舞台とした、春の能です。古来、日本人は、桜とその景色を非常に大切にしてきました。桜をテーマにした能は、たくさんありますが、「嵐山」は日本人が抱いてきた、「桜の木には神々が宿る」という自然な思いを、まさに体現した能です。そして、嵐山には、嵐という花を吹き散らす言葉が含まれているのですが、「嵐」の名に象徴される多くの困難や悪にも負けずに、平和で美しい世界が続いてほしいと願い、祈る人々の心の深さを表した能だともいえます。

(以上能楽HP文より引用)

能「船弁慶」

日本伝統芸能の能楽を鑑賞し、中国の古典劇——京劇も能楽と同様、唄や文句も舞いも演目によりけりですが、伝統的な物語が多く、一般的に聞き取り難しいと感じました。それにしても国内外の愛好者研究者が多くいます。日本の小説家芥川龍之介も夏目漱石も京劇についての知識を持って、その文学性を絶賛していたようです。

伝統文化を伝承して行く為に、特に未来を担う子供達が自国の伝統文化を知ることは重要です。能楽、歌舞伎、文楽などを年一回でも良い、子供をつれて鑑賞に行ってください、伝統芸能の深さや面白さと教えに感動されるはずです。

日本伝統芸能「能楽」も被災地復興の為、力になっています!公演入場券の代金、またノースホールでの入場料がすべて義援金として「日本赤十字社の東日本大震災義援金」と「くまもとエンタメ支援金」へ送金されます。吉見さんに続き私も応援しています。東日本大震災東松島市の方々も、一つ一つ香りはどなたにも優しい「*わらし香」を手作り、故郷復興のため耐えながら頑張っています。(「*わらし」は地方方言、「子供」という意味です。)

 第一部の演目は「嵐山」のほかに「羽衣」(能)・「口真似」(狂言)・「船弁慶」(能)も上演されました。終了後観客は素晴らしい伝統芸能を見せてくれた感謝の気持ちを込めて、被災地復興応援する気持ちを込めて、次々と募金箱に・・・

執筆者:李留雁

「わらし香」

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